近江から来て、秩父で造る。

水を張った田の向こうにそびえる、山肌の一部が削られた山写真:elminium / CC BY 2.0(トリミング)
一杯から、旅に出る。 · VOL. 45

埼玉県 秩父

近江から来て、
秩父で造る。

寛延2年、升屋利兵衛から。

北から望む、埼玉県秩父市の武甲山(2014年5月)。
LANDSCAPE / PEOPLE / SAKE

近江の人が、
秩父で始めた酒。

1749年にさかのぼる蔵の歩みを、
秩父の町からたどります。
01土地を知る

秩父の山あいの、
酒づくりの森。

本社と工場は、埼玉県秩父市別所にあります。1994年(平成6年)に酒造工場をこの地に移し、「酒づくりの森」として秩父の観光の拠点になったと会社案内に記されています。物産館や資料館もあります。

表紙の写真は、秩父市の武甲山を北側から撮影したものです。

旅のメモ

近江から来た一族が、
秩父に根を下ろした。

02造り手に出会う

CHICHIBU NISHIKI / SINCE 1749

屋号は、
升屋利兵衛。

1749年(寛延2年)、近江国から出た矢尾喜兵衛が、大宮郷(秩父市)の名主・松本氏から酒株を借り受けて酒造業を始めました。屋号は升屋利兵衛と称し、1790年(寛政2年)には酒株を買い取っています。

1899年(明治32年)に「花陽」を商標登録し、1971年(昭和46年)に「秩父錦」を発売。1988年(昭和63年)には酒造・卸部門を分社して、株式会社矢尾本店が設立されました。

公式・矢尾本店の会社案内を読む ↗
蔵の歩みをひらく
  1. 1749年(寛延2年):矢尾喜兵衛が大宮郷(秩父市)の名主から酒株を借り受け、酒造業を始める。屋号は升屋利兵衛。
  2. 1790年(寛政2年):酒株を買い取る。
  3. 1971年(昭和46年):「秩父錦」を発売。
  4. 1988年(昭和63年):酒造・卸部門を分社し、株式会社矢尾本店を設立。
  5. 1994年(平成6年):酒造工場を別所に移し、「酒づくりの森」として公開。
03 / この一杯を知る

特別純米酒

秩父錦 特別純米酒

美山錦を60%まで磨いた特別純米酒。

60%精米歩合
15度台アルコール分

数値は公式サイトの銘柄紹介に掲載されているものです(アルコール分は15度以上16度未満)。原料米は美山錦で、お薦めの飲み方は冷やして・常温・ぬる燗と案内されています。

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いつか、現地へ。

一杯の旅を、
本当の旅に。

秩父市別所の地図をひらく ↗工場と「酒づくりの森」のある秩父市別所を検索します。
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