謡曲の一節を、酒の名に。

白壁の土蔵と黒い板壁の家が並ぶ町並みと、脇を流れる細い川写真:Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0(トリミング)
一杯から、旅に出る。 · VOL. 49

岐阜県 飛騨古川

謡曲の一節を、
酒の名に。

飛騨古川、明治3年からの酒。

岐阜県飛騨市古川町の瀬戸川と白壁土蔵街(2016年10月)。
LANDSCAPE / PEOPLE / SAKE

京都で出会った酒の味が、
忘れられなくて。

生糸の商いから始まった、
飛騨古川の酒造りです。
01土地を知る

山に囲まれた、
古川盆地の町。

蔵があるのは岐阜県飛騨市古川町壱之町。公式サイトでは、北アルプス連峰や飛騨山脈などの山々に囲まれた古川盆地の町として紹介されています。出格子の古い商家が並ぶ壱之町と、白壁黒腰壁の土蔵が続く瀬戸川沿いの町並みも、その紹介に登場します。

表紙は、その瀬戸川と白壁土蔵街です。

旅のメモ

宴の謡から、
名前が生まれた。

02造り手に出会う

HOURAI / SINCE 1870

「鶴亀」に謡われる、
不老長寿の地の名。

渡邉家は、1732年(享保17年)に初代・久右衛門が「荒城屋」と称して業を起こしたのが始まりです。酒造りを始めたのは1870年(明治3年)、5代目・久右衛門章のとき。生糸の商いで京都に旅した折に口にした酒の旨さが忘れられず、この地に酒蔵を構えたと伝えています。

出来あがった酒を愛でる宴で謡われた謡曲「鶴亀」から、「蓬莱」を銘柄に選びました。蓬莱は、仙人が住むといわれる不老長寿の地。人に慶びを与え、開運をもたらす縁起のよい言葉だと紹介されています。

公式・渡辺酒造店の歴史を読む ↗
蔵の歩みをひらく
  1. 1732年(享保17年):渡邉家の初代・久右衛門が「荒城屋」と称して業を起こす。
  2. 1870年(明治3年):5代目・久右衛門章が酒造りを始め、謡曲「鶴亀」に謡われる「蓬莱」を銘柄に選ぶ。
  3. 1954年(昭和29年)9月:有限会社渡辺酒造店を設立。
03 / この一杯を知る

純米吟醸

蓬莱 純米吟醸 家伝手造り

契約栽培の「飛騨ほまれ」で醸す純米吟醸。

公式サイトでは、契約栽培した酒造好適米「飛騨ほまれ」を使い、少量仕込みで吟醸づくりをした純米吟醸酒と紹介されています。派手さを求めず、気品ある素直な味わいを目指したそうです。ANA国際線ファーストクラスへの採用も案内されています。

このお酒を公式サイトで読む ↗
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いつか、現地へ。

一杯の旅を、
本当の旅に。

飛騨市古川町壱之町の地図をひらく ↗蔵のある飛騨市古川町壱之町を検索します。
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