こんぴらさんの、御神酒の蔵。

白壁と瓦屋根の建物の軒先に、酒樽が積まれている写真:Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0(トリミング)
一杯から、旅に出る。 · VOL. 56

香川県 琴平

こんぴらさんの、
御神酒の蔵。

香川・琴平、寛政元年から。

香川県琴平町の西野金陵(2021年8月)。
LANDSCAPE / PEOPLE / SAKE

琴平の町を、
古都になぞらえて。

金刀比羅宮の門前で醸される、
「金陵」の物語です。
01土地を知る

参道口の蔵と、
大楠の広場。

本店と琴平工場、そして「金陵の郷」があるのは、香川県仲多度郡琴平町。金刀比羅宮の参道口で、地域とともに歩み続けていると公式サイトは紹介しています。1988年(昭和63年)に開村した金陵の郷には、寛政の創業当時の白壁の酒蔵を復元した建物が、大楠のそびえる「くすのき広場」を囲むように並びます。

もうひとつの製造拠点・多度津工場は多度津町葛原にあり、葛原八幡神社の御神域に湧く「八幡の恩湧」を確保しているそうです。表紙は、琴平町の西野金陵の建物です。

旅のメモ

門前の町で、
神様の酒を醸す。

02造り手に出会う

KINRYO / SINCE 1789

頼山陽が呼んだ、
金陵の名。

酒造りの歴史は、1779年(安永8年)に七代目・西野嘉右衛門が阿波(徳島県)芝生で酒造業を併営したことに始まります。1789年(寛政元年)には八代目・嘉右衛門が讃岐琴平でも酒造業を始め、以来、金刀比羅宮のご神酒は金陵となったと会社の歴史に記されています。

酒名の「金陵」は、江戸時代の儒学者・頼山陽が琴平を訪ねた折、この地が中国の古都・金陵(南京)を思わせるとして琴平を金陵と呼んだことに由来すると紹介されています。

公式・金陵の由来を読む ↗
蔵の歩みをひらく
  1. 1779年(安永8年):七代目・西野嘉右衛門が、阿波(徳島県)芝生で酒造業を併営。
  2. 1789年(寛政元年):八代目・嘉右衛門が讃岐琴平でも酒造業を始める。以来、金刀比羅宮のご神酒は金陵となる。
  3. 1918年(大正7年):株式会社金陵西野商店に改組。
  4. 1982年(昭和57年):西野金陵株式会社に社名を変更。
  5. 1988年(昭和63年):「金陵の郷」を開村。
03 / この一杯を知る

特別純米酒

金陵楠神 特別純米酒

金陵の郷の大楠から採取した、天然酵母で仕込む一本。

55%精米歩合
14度台アルコール度数

数値は公式オンラインストアの商品ページに掲載されているものです(アルコール度数は14度以上15度未満)。香川県産の酒米「オオセト」を100%使い、金陵の郷にそびえる樹齢約900年の大楠から採取した天然酵母(大楠酵母)で仕込んだと紹介されています。旨みのある酸味が心地よく、すっきりとした喉越しのお酒だそうです。

このお酒を公式オンラインストアで読む ↗
購入リンクにはアフィリエイト広告を含みます。
いつか、現地へ。

一杯の旅を、
本当の旅に。

琴平町の金陵の郷の地図をひらく ↗本店と金陵の郷のある琴平町を検索します。多度津工場とは別の場所です。
ほかの記事を読む