鹿児島県いちき串木野市、冠岳の西岳(2010年2月)。
LANDSCAPE / PEOPLE / SAKE
約40年ぶりに、
鹿児島の清酒を。
本格焼酎の進化のために造られた、
薩摩の清酒の物語です。
薩摩の清酒の物語です。
01土地を知る
金山の坑洞で、
焼酎を寝かせる蔵。
薩摩金山蔵があるのは、鹿児島県いちき串木野市。かつて薩摩藩の栄華を支えた串木野金山に、甕仕込みと甕貯蔵の焼酎蔵を構えています。350余年にわたって掘り続けられた総延長120kmの坑洞は、年間を通して気温が一定で、焼酎の貯蔵・熟成にとてもよい環境だと紹介されています。
清酒の仕込み水には、地元いちき串木野の霊峰・冠岳から汲み上げた天然水を使うそうです。表紙は、その冠岳です。
旅のメモ
「薩州」と「正宗」、
奇をてらわない名前。
02造り手に出会う
SASSHU MASAMUNE / SINCE 2012
焼酎の研究者が、
清酒の杜氏に。
公式の「金山蔵だより」によると、鹿児島県は全国の都道府県で唯一、清酒の酒蔵がない県でした。温暖な気候で温度管理が難しく、約40年間、清酒は造られてこなかったといいます。薩摩金山蔵は、「國酒」としてルーツを同じくする清酒造りに取り組み、そこで得た気づきを焼酎造りに生かそうとしています。
入社以来、研究職として焼酎と向き合ってきた東條健太さんは、2010年の秋に長野県の清酒蔵で修行を始めます。2012年に「薩州正宗 純米酒」「薩州正宗 純米吟醸酒」が誕生。名前は一般から名付け親を募り、全国から寄せられた7,000を超える案から選ばれました。
公式・清酒蔵について読む ↗蔵の歩みをひらく
- 2010年秋:のちに清酒の杜氏となる東條健太が、長野県の清酒蔵で修行を始める。
- 2012年:「薩州正宗 純米酒」「薩州正宗 純米吟醸酒」が誕生。名前は、一般から募った7,000を超える案から選ばれた。
- 2018年11月1日:「薩州正宗 大吟醸酒」を発売(2025年2月に終売)。
純米吟醸
薩州正宗 純米吟醸酒
冠岳の天然水で仕込む、芳醇甘口タイプ。
15%アルコール分
アルコール分は公式の商品ページに掲載されているものです。清酒の名門蔵元で修行を積んだ杜氏が手がける純米吟醸酒で、低温発酵による華やかな香りと、すっきりとした甘みのある味わいが特長と紹介されています。おすすめの飲み方は冷酒だそうです。
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