偕楽園の梅と水戸の街並み(2007年2月にFlickrへ投稿)。本社のある元吉田町とは別の場所です。
LANDSCAPE / PEOPLE / SAKE
自社で開発した酵母が、
「協会10号酵母」に。
全国の酒蔵で使われる酵母と、
水戸の蔵の物語です。
水戸の蔵の物語です。
01土地を知る
梅の町の、
総合酒類メーカー。
本社があるのは茨城県水戸市元吉田町。清酒のほか、焼酎や梅酒(リキュール)、発酵調味料なども造る総合酒類メーカーです。1998年には、水戸市の観光拠点として「梅酒と酒の資料館 別春館」を開いています。
表紙の写真は、同じ水戸市にある偕楽園の梅と街並みです。
旅のメモ
選び抜いた酵母が、
各地の蔵へ。
02造り手に出会う
MEIRI SHURUI / MITO
「小川酵母」が、
協会10号に。
江戸時代末期の安政年間、初代・高藏が新潟県から酒造り杜氏として水戸に入り、加藤酒造店を創業しました。これを前身として、1950年(昭和25年)に明利酒類株式会社が創立されています。
元副社長の小川知可良博士が開発した「明利小川酵母」は、1977年(昭和52年)に日本醸造協会の要請で「協会10号酵母」として登録されました。酸を造ることが少なく低温でよく働く酵母として、今も全国の酒造場で広く使われていると紹介されています。1995年からは、10号酵母をもとに開発したM310酵母も全国の酒蔵へ販売されています。
公式・明利酒類の酒造りを読む ↗蔵の歩みをひらく
- 安政年間:初代・高藏が新潟県から酒造り杜氏として水戸に入り、加藤酒造店を創業。
- 1950年(昭和25年):事業を継承し、明利酒類株式会社として創立。
- 1977年(昭和52年):日本醸造協会の要請で、小川知可良が開発した「明利小川酵母」を「協会10号酵母」として登録。
- 1995年:10号酵母をもとに開発したM310酵母を、全国の酒蔵へ販売し始める。
- 1998年:「梅酒と酒の資料館 別春館」を開く。
大吟醸
副将軍 大吟醸
自社で開発したM310酵母で醸す大吟醸。
40%精米歩合
16%アルコール度数
数値は公式の商品ページに掲載されているものです。原料米は山田錦で、M310酵母が造り出す爽やかな吟醸香と味が紹介されています。IWC2020では、SAKE部門「大吟醸」カテゴリーでゴールドメダルを受賞しました。
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