あの地味な親が、
ここにも出てくる。
ドイツ生まれの白ぶどうです。
片方の親は、
あのグーエ・ブラン。
リースリングの親の片方は「ホイニッシュ・ヴァイス」です。VIVCにこの親子関係が遺伝マーカーで確認済みとして登録されており、もう片方の親は不明とされています。原産国はドイツ、果皮の色は白です。
ホイニッシュ・ヴァイスは、フランスで「グーエ・ブラン」と呼ばれてきた品種と同じものです。シャルドネやガメイの親でもある品種が、ここにも出てきます。
VIVCの品種データを見る(RIESLING WEISS) ↗同じ親から、
ずいぶん遠くまで。
日を受けるために、
斜面をのぼる。
代表的な産地として知られるのは、ドイツのモーゼル川沿いです。表紙の写真は、その一角にある著名な急斜面の畑を写したものです。
川沿いの急な斜面に畑をひらくのは、日当たりのためだと説明されます。ドイツのほか、フランスのアルザスやオーストラリアなどでも栽培されています。
甘口とは
限らない。
リースリングは、酸のはっきりした白ワインになりやすい品種として説明されます。甘口のイメージを持たれることもありますが、辛口に仕上げられたものも多くあります。
これは品種の一般的な傾向の話です。「リースリングだから甘い」とは言えません。手元の一本が辛口か甘口かは、ラベルの表示を見るのがいちばん確実です。
収穫の時期で、
別物になる。
いつ収穫するか、どこまで発酵させるか。同じ畑のリースリングでも、その選択で辛口にも甘口にもなります。ドイツのラベルには、この違いを示す言葉が書かれていることがあります。
瓶熟成によって印象が変わる品種としても語られます。買った年と飲んだ年を記録しておくと、あとから見返したときの手がかりになります。
リースリング
ラベルを、もう一度見る
次の一杯で、注目すると面白いこと。
辛口か甘口か、ラベルに書かれているか。産地はドイツか、別の国か。収穫年はいつか。同じリースリングでも、そこが違えば印象は変わります。飲んだ感想を記録に残しておくと、次の一本を選ぶときの目印になります。
VIVCの品種データを見る ↗