代表産地 トスカーナ(キャンティ)
イタリアで
いちばん広く。
サンジョヴェーゼという、ぶどうの話。
ブルネッロも、
モレッリーノも。
ひとつの品種に行きつきます。
いくつもの名前で、
呼ばれてきた。
サンジョヴェーゼは、イタリア原産の黒ぶどうとしてVIVCに登録されています。親については、遺伝マーカーによる推定に異なる説があるとして併記されています。
「ブルネッロ」「モレッリーノ」「プルニョーロ・ジェンティーレ」「ニエルッチョ」なども、VIVCでは同じ品種の別名として扱われています。
VIVCの品種データを見る(SANGIOVESE) ↗名前を変えながら、
土地に根づいてきた。
5万ヘクタールを、
超えた唯一の品種。
OIVが2017年にまとめた資料によると、2015年のイタリアで最も広く栽培されていた品種がサンジョヴェーゼで、面積は約5万4千ヘクタール。5万ヘクタールを超えるのはこの品種だけでした。
代表的な産地として知られるのは、トスカーナ州のキャンティなどです。表紙の写真は、キャンティの畑で実るサンジョヴェーゼを写したものです。
酸のしっかりした、
赤と言われる。
サンジョヴェーゼは、酸がしっかりした赤ワインになりやすい品種として説明されることがよくあります。
ただし、これは品種の一般的な傾向です。産地も造りも収穫年も違えば、仕上がりは変わります。「サンジョヴェーゼだから必ずこうなる」とは言えません。手元の一本については、ボトルの表示と造り手の説明を確かめるのが確実です。
品種の名前より、
産地の名前が前に。
イタリアのワインは、品種名よりも産地名がラベルの前面に出ることが多くあります。キャンティやブルネッロ・ディ・モンタルチーノのように、産地名から品種をたどれるものもあります。
単一品種か、ほかの品種と合わせているか。産地の規則や造り手によって違うため、裏ラベルの表示も見ておくと手がかりになります。
サンジョヴェーゼ
ラベルを、もう一度見る
次の一杯で、注目すると面白いこと。
ラベルの前面にあるのは産地名か、品種名か。単一品種か、ブレンドか。裏ラベルに品種の記載はあるか。同じサンジョヴェーゼでも、そこが違えば印象は変わります。飲んだ感想を記録に残しておくと、次の一本を選ぶときの目印になります。
VIVCの品種データを見る ↗